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Webパッケージと自前ソフトを連動させる

■パッケージを自前ソフトから操作する
 皆さんご存じの通り基本的にパッケージソフトは自分で改造できません。
 ソースを公開しているものやカスタマイズ機能を有しているものでもなければ最初から開発しなおすしかないのです。

 しかしながら仕事に使うソフトの場合、どうしても自社の業務に合わせて仕様を変えたい場面は多々あります。
 大企業なら大金かけて自前で開発するところですが中小・零細ではできればあまりコストをかけたくないところです。

 弊社も例外ではなく、利用するシステムはできる限り市販パッケージソフトで安くはしたいものの、どうしても足りない機能は自前でソフトを開発します。
 自社独自に開発したソフトの機能と、市販パッケージソフトの機能は重複する部分もあり、出来れば連動させて利用したいと思うことも多々あります。

 例えば弊社のお客様は市販パッケージグループウェアを利用しています。グループウェアの完成度としてはとても高く、弊社の勧めで導入しました。
 当然のことながらスケジュール管理はグループウェアを利用しています。
 一方オリジナルで開発したシステムは、業務案件を管理するシステムで、その業務によって各担当者のスケジュールが作成されます。
 つまりスケジュール管理がグループウェアとオリジナルソフトの両方で管理されることになるのです。

■オリジナルソフトから市販パッケージグループウェアの情報を取得・更新
 ここで考えたのが、グループウェアのスケジュールをオリジナルソフトからコントロールする方法です。
パッケージソフトそれ自体を改造することはできない、というか違法なので、オリジナルソフト側からグループウェアをコントロールするようにしてみました。オリジナルソフトでスケジュールが作成されると、自動的にグループウェアのスケジュールにも登録され、当然オリジナルソフトのスケジュールが変更されたり、削除されるとそれに合わせてグループウェアも更新、削除されるように開発してみました。
 このほかにも弊社では既存のパッケージソフトをオリジナルソフトからコントロールするようなことを何度かやりました。パッケージだからとあきらめなくてもなんとかやり方はあるもんですね。


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