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ウェブメール

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ウェブメール


  最も一般的なメールの送受信は、パソコン購入時最初からついているOutlookExpressやWindowsMail等のメールソフトを利用するでしょう。
  Webメールは何が違うか?というと一言で言えば、Web上でメールを確認できるというものです。

  これだと初心者の方には分かりにくいですね。
  一般的なOutlookExpressやWindwosMailの場合は、自分のパソコンでメールを受信します。と言う事は、自分のパソコンがなければメールを受信できません。しかしWebメールの場合は他人のパソコンでも自分のメールが受信できます。インターネットにつながってさえいればどのパソコンでも自分のメールを確認できるのです。もちろん送信もできます。
 つまり出張や旅行で出かけても、たとえ海外に行ってもそこにインターネットに繋がるパソコンがあればメールの送受信ができるのです。

 なぜそんなことができるか?平たく言うと自分のメールのやりとりをできるホームページがあるからです。OutlookExpress等のメールソフトの変わりに、そのホームページを見ることで自分のメールを送受信できます。そのホームページにはあらかじめ自分のメールの情報や、それを見るときのID,パスワードなどを設定しておきます。ID,パスワードによって誰が見るのかを判別できますので、他の人に見られることはありません。OutlookExpressのように自分のパソコンに設定するのではなく、そのホームページに設定しておくので、インターネットに繋がる環境があればどこからでもメールの送受信ができます。

  つまりWeb上でメールの操作をするのでWebメールと言います。他の人のパソコンを借りたり、公共施設やホテルなどのパソコンを借りればメールのやりとりができますので、旅行先、出張先、海外旅行に行ったときでもインターネットに繋がるパソコンがあれば利用できるのです。

 このようなWebメールサービスはホスティングサービスだけでなく、無料で提供されるフリーメールなども同様の形態で提供されています。試しに検索サイトで「フリーメール」で検索するとたくさんの検索結果が表示され、どれも無料でメールアドレスを取得して、Webでメールを操作できます。

 ただし良いことばかりのようですが、問題もあります。OutlookExpressのようなメールソフトを自分のパソコンで利用すると、受信したメールは手元のパソコンに保存されます。ホスティングサービスのWebメールの場合は手元のパソコンにメールの内容を保存しません。そのホームページの中に保存されます。詳しく言うとそのホームページが存在するサーバーの中にメールが保存され、それをWebメールを通して画面に表示しているのです。
 そのサーバーにメールが存在するということは、もし受信したメールが大量になった場合、その使用容量が問題となります。OutlookExpressのように手元のパソコンに保存する場合は自分のパソコンのハードディスク容量を利用しますが、Webメールの場合はホスティングサービスで利用しているサーバーのディスクを利用することになるのです。ですからやはり多くのサービスでは、容量制限を設けていることが多いのです。そして古いメールはどんどん消していかなければいつか容量が一杯になって、新しいメールが受信できなくなる可能性があります。
 この容量がどのくらいあるかは、ホスティングサービス会社によって異なりますのでWebメールを利用する方はその会社のサービス情報などを良く確認してからご利用ください。