ネットショップ運営のコツ

ネットショップ運営のコツ



ネットショップ運営にはいくつかコツがあります。
これを事前に心がけておくだけでも少しは違うと思いますので、出来れば頭に入れておいてください。

■開店は目標ではなく手段

  ネットショップに限らず何でもそうでずか、いろいろ考えることがあると、目的と手段をごちゃまぜに考えてしまいがちです。結果的にネットショップの開店が目的になってしまい、ゴールと勘違いしてしまう方が多いのです。
  ネットショップの開店はあくまでも「商品を販売する」「収益を得る」という目的の為の手段であることを心がけてください。つまりどんなに立派なネットショップができても目的が達成できなければ意味がありませんし、どんなに簡単で手軽に作ったショップでも、それで目的が達成できるのであればそれで良いのです。
  このサイトで簡単にショップをオープンできる仕組みをお教えしたのは、単なる手段に余計な時間とお金と労力を使わずに、目的達成のための手段なのでできるだけ簡単にできればそれでよいからなのです。
  「自分のショップは他のショップと差別化したい・・・」とものすごく凝ったデザインや動画を使おうとして、結局売上に直接関係ないことに時間とお金と労力を費やすことになると言う方が非常に多いのです。


■見る側の視点で・・・・

  ネットショップを作成する際に、一番多いのがこれですね。
  「私は○○○を売りたい」という考え方です。
 自分が売りたくても相手が欲しくなければ商売が成立しません。
 まず最初に考えることは自分が売りたいものではなく、誰かが欲しがっているものです。
 「誰が何を欲しがっているのか?」という点だと思います。

 お客さんは自分の満足またはメリットにしか興味がありません。
 あなたが売ろうとしている商品は相手にとってどんな満足・メリットがあるのかを明確にし、それをアピールするとよいでしょう。
 しかもアピールのしすぎは逆効果です。あれもこれもアピールしようとすると、どんな画面にしたらよいかもわからなくなります。そして見る側はもっと何もみてくれないでしょう。つまりたくさんアピールすると逆効果になります。アピールするポイントとしては写真で伝わるものは一番見栄えの良い写真、機能などなら一言で伝わるキャッチコピーが重要です。
 中にはなんだかよくわかりませんが、自社の由来やら自分の考え方やら、由緒正しい家系図などをサイトに入れようとするかたもいます。これは見せる側の単なる自己満足でしかありません。見る側にとってはどうでもよいことですね。


■全て一度にやろうとしない

 何もかも短期間で全て最高の状態を作ろうとし、途中で挫折する方が多いです。
 とにかく最初から大量に商品を取り扱ってみようとしたり、いきなり個人で最安値に挑戦し、大手企業に痛い目にあわされたり、出来もしない対応をしようとしたり。
 知識・経験・資金・人脈などが豊富であれば可能かもしれませんが、そうでなければ「最高のものを・・」といくら考えても、その「最高」の基準さえ勘違いしてしまいます。
  「最高」ではなく、「最低レベル」からスタートし、徐々にレベルアップすることをおススメします。
 月1000万円の売り上げ、100万の収入が目標などとリキんでスタートし、朝から晩まで頑張ってみたものの、すぐに挫折して1円にもならないよりは、あまり無理せずに月10万円の収入を目指し、1日1時間でも作業し、それができたら次は月20万円を目指すという方が無駄がなく、確実にステップアップできます。まるでダイエットみたいなもんですね。
  経験しなくてはわからないことが多々ありますので、ゆっくり時間をかけて少しずつレベルアップしていったほうが良いでしょう。


■最初にショップの中身、集客は後

 例えばラーメン屋さんがオープンしたとします。このお店の集客すればするほど売上が落ちる場合があります。それはどんなときか?ラーメンがまずい時です。この事例で言うと、ラーメンがまずいのに集客すると、その来店した客はみんな「まずいから二度と来ない」と思います。そしてラーメンがまずいまま集客すればするほど、「二度と来ない」と思う客を増やしていくのです。結果的に集客すればするほど二度と来ないお客さんが増えていくので、売上が落ちていくのです。
 逆にラーメンがうまかったらどうでしょうか?「おいしいからまた来よう」というお客さんが増えていきます。そうなれば先ほどの例とは逆に売り上げは上がっていきます。
 このようにアクセスアップや広告宣伝は、まずショップ、商品、サービスの中身の満足度を十分にあげてから考えた方が良いでしょう。


■「安くしてたくさん売る」の勘違い

 いまだにこういう間違いをする人がいるのですが、例えば「利益を半額にしても2倍売れれば同じ」などと力をこめて言う人がいます。同じならやるだけ損なのに。。。。2倍売るということは2倍仕事をするということです。なのに利益が同じならやらない方がいいんです。
 それに売値が半分ならともかく利益が半分になってもお客さんから見るとそれほど変わるもんでしょうか?3万円のバックが2万円になったら2個買うか?っつったらそんなこたないですよね?せいぜい2割増、3割増がいいとこです。
 大企業のように圧倒的優位性を作るための戦略ならまだしも、資金もないのに安売りしたら自分の首が締まるだけなんです。よほど考えてやらなければ薄利多売は自滅の素です。
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