海外旅行の持ち物リストと準備

現地にて


服装は軽装で  日本人旅行者向けによく紹介されるのが、「肩からタスキがけするカバンを利用する」などがあります。確かに安全です。ただ現地の人から見ればすぐに観光客だとばれてしまいます。確かにそうしておけばカバンは持っていきませんが、観光客とすぐにばれるのでボッタクリや押し売りなど口八丁手八丁でせまられる原因にもなります。
 荷物が多い場合は仕方ありませんが、私は極力手ぶらにしています。ポケットに入るものはすべてポケットに入れ、それもポケットの後ろに絶対に貴重品は入れません。財布や貴重品は前ポケットか、カーゴパンツなどのサイドにボタンが付いているポケットに入れてボタンを閉めておきます。手ぶらになるだけで少なくともいかにも観光客って感じではなります。日本人だとは分かっても、ビジネスで来ている人か、海外慣れしている雰囲気になるのでその手の人が近寄りにくくなります。
外出時には
ホテルのカードを
持っていく
外出時はホテルのカード(名刺のようなもの)が部屋やフロントに置いてありますので必ず持っていきます。どこからでも帰るとき、タクシーにそのカードを見せればホテルに帰れるから言葉が通じなくても便利です。
現地のスーパーは
安くて良い
現地のスーパーはお土産の購入に便利です。日本では手に入らない現地ならではの食べ物や生活用品がたくさんあり、しかも現地価格なので安いのです。土産専門店はかなり高くなっていますので、現地スーパーを見てからの方がよいでしょう。
押し売りには
無表情でNO
国にもよりますが、アジア諸国に行くといろんなものを売ろうと様々な押し売りなど話しかけてくる人がいます。下手にニコニコしていると断っても断ってもなかなか立ち去ってくれずに根負けして何か買わされてしまったりします。その手の人が話しかけてきたら目を合わさず無表情で首を横に振ってNOと言いい、相手にしないようにしましょう。
タクシーには
気を付けて
 国によってタクシー事情は異なります。
アジアの後進国に多いのですが、メーターを回してくれずにドライバーの言いなりになってしまうことがあります。国によっては桁をひとつ多く言われたり、メーターが回るのが異常に早いこともあります。(見るのは面白いですが)。支払いを拒否すれば仲間を呼ばれて逃がしてくれなくなってしまうなんてこともあります。アジアの後進国などはその国のタクシー事情を良く調べていきましょう。こちらのサイトなど参考にしてください。
また、バリ島などではタクシーに乗ったら「一日案内する」と言われます。それも20$(2000円程度)とかなり安いです。しかし安いからとお願いすると、変な土産やさんに連れて行かれることがあります。そのタクシーの運ちゃんはその土産やさんからバックマージンを貰えるのです。あまり相手にしないほうが良いでしょう。
ただ私は逆にそれを利用することがあります。タクシーの運転手から「一日20$で案内する」といわれたら「面白かったら30$払う。だから余計な土産屋に連れて行くな。面白い場所や君が気に入っている安くておいしい店だけ案内してくれ。」と言ったりします。相手を見ながらでなければ危険なこともありますし、女性だけだと難しいのですが、運転手の中には喜んで面白い場所に連れて行ってくれる人もいます。もともとが安いので二倍払っても楽しめれば安いものです。 ただしこれは本当に慎重に。一緒に酒を飲んだら意識を失って気づいたら全部盗まれていたなんてことにもなりかねないので。
いずれにしても特にアジアの後進国に行く時はタクシー事情をインターネットで調べておいた方が良いでしょう。
両替はその場で
数える
 両替するとき相手がお金を数えてから一枚だけ抜き取られることがあります。お金を受け取ったら必ずその場で本当にそれだけ現金がそろっているか数えてください。
一度カウンターを離れてから数えたのではダメです。カウンターにいるうちに、もし後ろに並んでたら少し横によけて相手に見えるところで数えてください。ですからもちろん一度に両替する金額は小額で。たくさん両替すると数えるだけで時間がかかりますので。
マッサージ こちらも特にアジアの後進国はマッサージが安いです。日本の大手旅行会社のパンフレットに乗っている店は無難ですが高いです。たとえばバリ島なんかではパンフレットには1時間2000円くらいで紹介されていて安く感じますが、街中で見つければ400円くらいのところがあります。タイでは1時間で700円前後、2時間で1000円〜1500円くらい、ベトナムでは1時間1000円ちょっと。とても安いです。私はその手の国に行ったらほぼ毎日行きますし、1日に2回、2時間ずつすることもあります。現地の観光情報誌や街中で見かける店は非常に安いです。
はじめてで怖いときはマッサージ代+チップだけ、最低限のお金を持って行ってみるとよいでしょう。値段は店の前に書いてありますので必ず確認してから。
詳しくはこちらを参考にしてください。
アジアの屋台  タイやベトナムでは路上の屋台が多くあります。ただこれ、おなかを壊すことが多いです。そのくらいなら良いのですが、中には肝炎になってしまう人もいるらしいです。あの暑い中、朝バケツに汲んだ水を、しかも日本ほどきれいに殺菌されていない水を一日中置いてずっと使うのですから日本人にはちょっと危険なことがあります。油も安い油でガンになりやすいと現地のガイドさんに聞いたことがあります。
まぁそれでも私は腹が強いほうなので食べてみたことはありますが、ベトナムでは生野菜などは一発で腹にきました。やはりしっかり店を構えているところが良いです。台湾・香港などは問題ありませんでした。タイは微妙でしたが現地の人には避けるように言われます。
屋台でなくてもバックパッカーがいるようなところなら安くて現地人が食べるものが出ます。友達と二人でベトナムに行き、バックパッカーが集まる通りでビール何本も飲んで飯食って二人で500円なんてことがありました。
その他  どこに国に行ってもそうですが、日本人は非常にのんびりしていると思います。お人よしでだましやすく、ぼったくりやすい相手です。ですから初対面の現地人に何か誘われたりした場合は、どんなに人がよさそうに見えても初対面の人の口車に乗らないよう気をつけてください。
初対面の相手が近づいてくるということは、相手には目的があってのことです。その目的とは「自分のメリット」の為です。ただ普通に話すだけならまだしも、何かに誘われたり、お金が絡むことになったらキッチリ断りましょう。
また、左の人が話しかけている間に右の人が財布を盗むなんてことも日本人相手には非常にやりやすいので持ち物には注意してください。また、基本的に断るものは強気でよいのですが、時と場所によっては撃たれます。何も知らずに面白そうだからとうかつに危険な場所には近づかないようにしましょう。下調べして安全が確認できたところに行きましょう。

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